コンセント増設DIYは危険?プロが解説

コンセント不足を解消するために、DIYでコンセントを増設したいと考えている方もいるかもしれません。しかし、結論から言うと、電気工事士の資格を持たない人がコンセントを増設することは、法律で禁止されています。感電や火災などの重大な事故につながる可能性があるため、絶対にやめましょう。電気工事士法では、電気工事士の資格を持たない人が電気工事を行うことを禁止しています。これは、電気工事には専門的な知識や技術が必要であり、誤った工事を行うと、感電や火災などの事故につながる危険性があるためです。コンセントの増設は、一見簡単そうに見えるかもしれませんが、配線の接続や、電圧の確認など、専門的な知識が必要な作業が多くあります。もし、DIYでコンセントを増設し、事故が発生した場合、保険が適用されない可能性もあります。また、火災保険などの契約内容によっては、DIYによる電気工事が原因で火災が発生した場合、保険金が支払われないこともあります。DIYでコンセントを増設することは、費用を抑えられるというメリットがあるかもしれません。しかし、それ以上に、安全面でのリスクが非常に大きいです。コンセントの増設は、必ず専門業者に依頼するようにしましょう。業者に依頼する際には、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが大切です。見積もり金額だけでなく、工事内容や保証内容、業者の実績や評判なども確認し、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。DIYでできることとしては、コンセントカバーの交換や、家具の配置を変えてコンセントを使いやすくするなどがあります。これらの作業は、電気工事士の資格がなくても行うことができます。安全に配慮しながら、できる範囲でDIYを楽しむのも良いでしょう。コンセントの増設は、安全性を最優先に考え、必ず専門業者に依頼するようにしましょう。

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